2008年1月15日 (火)

調べれば調べるほどいいバイク(BMW F800ST編)

バージンビーエムと言うサイトがあります。

初心者のためのBMWウエブサイトと言うのがサブタイトルに付いている様に、各車種の情報が詳しく載っています。
FZ6-Sの時はとにかく情報が少なくて海外のサイトを渡り歩きましたが、BMWに関してはその心配がなさそうです。


ここを見てて初めて判ったのですが、インジェクションの設定をレギュラーガソリンに最適化することも出来るんですね。馬力は2馬力ほど落ちますが、何時でも設定を戻せるのであればガソリン価格高騰の今はレギュラー仕様に設定して、後で安くなったらハイオクに戻すことも出来ます。

この仕組みを使って、免許制度により高出力のバイクを購入できないユーザーに対して34馬力に抑えた仕様で提供し、後からフルパワーに戻すことも簡単に出来るそうです。
FZ6-Sの場合は別な仕様のマシンになっているので、そういう意味ではBMWの方がよりユーザー目線でバイクを作っていますね。


その他にもエンジンのスペックなどを見てるといいですね。
FZ6-Sの98馬力に対して85馬力なのですが、発生する回転数が低いんですね。
FZ6-Sが12,000回転まで回して98馬力なのに対して、F800は8,000回転で85馬力です。

トルクもFZ6-Sは10,000回転まで回して63Nmなのに対して、F800は5,800回転で86Nmになっています。

つまり回せば回しただけパワーがでるFZ6に対して、F800は回さなくてもパワーがある。下からトルク感があると言う事で、国内版のCB1300とかXJR1300などに近い出力感の様です。
平たく言うと、乗りやすいFZ6-Sを更に乗りやすくした感じなのでしょうか?


問題は本当にこれで満足できるかですね。
やっぱり時間をかけて色々と試乗してみたいです。

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2008年1月13日 (日)

FZ6-Sからの乗り換え検討(BMW F800ST編 その2)

先ほどレッドバロンまで行ってFZ6-Sを預けてきました。
そう言えば最後の写真を撮ってないのですが、まあ良いでしょう。
最後のツーリングで撮ってますからね。

査定をして貰い、そのままだと幾らか聞いたら 『30万円ぐらいかなぁ...』
じゃあ委託で売って頂戴とお願いしました。
委託の場合は40万円ぐらいに(私の取り分が)なる見込みです。


色々と手を入れてあるので勿体無いのですが、ステップキットを外して売るとかしても個々のパーツをオークションに掛ける手間やパーツを交換する手間が、売値に見合うとは考えにくいので付けたまま売ります。

バイクは3月下旬まで乗るつもりが無いので、今のうちに預ければ時間を掛けてじっくり売れるので、お店側としても売りやすいですからね。

FZ6-S いいバイクだったけど さよなら。
浮気物のご主人を許してくれぇ~

ちなみに F800ST を買うとは決めていません。
さらに国内版のFZ1は買いません。買うなら逆輸入の在庫狙いです。
アメリカンは間違っても買いません。

ま、暫くゆっくり考えるさ。

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FZ6-Sからの乗り換え検討(BMW F800ST編)

DUCATI の ST3 を乗り換え候補に挙げていましたが、やはり在庫状況が良くなくて、レッドバロンだと2004年型の乾式クラッチモデルが色違いで2台、共に89万円でした。
走行距離は7,000kmとまずまずなのですが、買った後で色々と金のかかるドカッティのことですから、7,000kmで89万円が安いとは一概に言えません。
元々の価格が130万円だとしてもね。

売りに出ているのはノーマル社なので、とにかく重いと評判の油圧クラッチのシリンダーを交換するか受け側のシリンダーを変えるかしないと駄目ですね。
更に長く乗る人は殆どの場合社外のクラッチに変えますねと店長が言うとおり、こいつもノーマルですからSTMあたりに変えることになるんでしょうね。
となると工賃込みでクラッチ周りに40万円は掛かるとすると、大体130万円ぐらい。中古なのに全然安くないですね。
その上7,000kmだとエンジンの分解整備はまだやっていないと思われるので、買って暫くすると分解整備の費用も出て行くことになりそうです。

ドカッティは買った後も毎年100万円程度の出費を続けられる人じゃないと維持できないと言われますが、ホントでしょうね。アプリリアのSXV550を候補から外した理由はメンテ費用です。SXVも定期的にエンジンの分解整備が必要なマシンなので、おいそれと買えるバイクではありませんでした。


BMWのF800STは以前から気になっていたマシンですが、BMWブランドの物が安い筈が無いと思い込んでいたので候補に挙げていませんでした。
でも、昨日レッドバロンでST3の在庫確認をしながら店長と話していたら、なんとF800STが展示してあるじゃないですか。
さっそく跨って感触を掴んできました。

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跨った印象は、シートの幅が思ったより広くて足つきが若干悪いと言う事です。ただし肉厚のシートは柔らか目で後ろ側が特に幅広なので、これなら長距離は楽ですよ。
ダミータンク側が幅を絞って足つきを良くしているんですが、それはドイツ製。平均身長が違いますから、私が跨ると両方の踵が1cmほど浮きます。
でもペッタンコの運動靴なので、何時もの通りブーツで跨れば両踵がぴったりつきます。

しかもバランスが良いんでしょう。とても軽く動かしやすいです。
ショールーム内で押したり引いたりしてみると、FZ6よりもずっと軽い印象を受けました。
跨ってハンドルを握り、左右に振っても軽いので、これならFZ6-Sからの乗り換えに戸惑うことはなさそうです。


なんてったってBMW製でしかもメンテナンスフリーのベルトドライブと来たもんだ。
ドカッティと比べると雲泥の差ですね。


装備品も充実していてグリップヒーターやABSは当然付いてますし、大型のキャリアも付いてます。パニアケースは別売りですが、FZ6-S用に購入したトップケースを転用すれば良いので、手元に余っているGIVIのベースをキャリアに乗せちゃいます。

この余ってたベースはE370に付いてきたものですね。Agility125にはE260に付いてきたベースを乗せたので、未開封のまま残っています。

装備品を見るとハイライン仕様に見えるのですが、パニアケース用のベースが付いてない様です。

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と思ってよく見ると付いてますね。
やっぱり写真を撮ってきて正解です。確認できますからね。

でもこの写真で判るとおり、シート下はなにも入りません。
お尻の真下にあたる部分に丸いのがありますが、フューエルポンプですのでこの上には乗せられません。もっとも隙間は開いてませんけど。

ストップランプ周辺もまとまったスペースが無く、ETCを何処に乗せるか悩んじゃいますね。
かろうじてお尻の左後方に僅かにスペースが開いているので、ここにマジックテープで固定するしかないようです。

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本当に入るかどうか確かめるために、お店の新品在庫を突っ込んで見ましたが、ぴったり入ります。でもあと1cmでもETCが大きいとシートに干渉して入らないところでした。
これでETCも問題なし。トップケースも問題なし。

そして装備品で目に付いたのがこれ。ドイツ語のオーナーズマニュアルです。
こんなものどうやって読めと...
それ以上に目に付いたのが、この変なリモコンです。

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リモコンは二個付いてました。
鍵が一個しか付いてないのにです。
それって普通逆じゃないの?

それよりも、このリモコンはなんなのさ。
判らないながらもマニュアルを見ていくと、どうもイモビライザーの様です。
FZ6-Sは鍵自体にトランスミッターを組み込んでいますが、BMWの場合別体式みたいですね。
ボタンが二個ついているのは、イモビのセットと解除用かな?


まあ、こんな感じで色々と見ていくと、結構良いじゃないですか。
レア物好きの私の琴線をくすぐってくれますね。

問題は価格かな。
140万円にガス検査等諸費用込みで160万円弱。
YAMAHA FJR1300ASが買える値段です。

FJRは一度乗って見たいんですよ。
でも重量がねぇ...乾燥重量260kgって整備重量に直すと280kgぐらいでしょ?

値段で言うならYZF-R1だって買えてしまいます。
暫く悩みますとは言ってきましたが、これは本当にFZ6-Sを売って見て、幾らになるかで買うかどうか決めたいですね。せめて30万円ならなんとか考えるけど、25万円と言われたらこのままFZ6-Sを乗り潰しかなぁ...

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