Nikon Coolpix P900 の性能を見直すと..
Nikon 1 V3 プレミアムキットは以前から欲しかったカメラなので、中古価格が55,000円に下がった事もありポチ!してしまいました。 ヘ(゚∀゚ヘ) ツイ デキゴコロデ..
買ったことに対しては後悔していません。
駄目なら速攻で売り飛ばして被害を抑えますから。 ψ(`∇´)ψ
さて、ぐるぐる回ってE-P5にEF100-400mmⅡ型を付けてエンコーダ噛ませて..
などと次の一手を考えている訳ですが、その延長でCoolpix P900も処分などと考えていました。
でも、本当にそうなのか?
P900の何処が駄目なんだっけ? (・_・) ハテ....?
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と言う事で昨日の帰宅後に過去の写真と最近の写真の比較をしました。
すると最近の写真は逆光で撮る事が多くコントラストが低下した写真が多かったことと、『このカメラはなんで連写が出来ないんだ?』 と色々設定を弄っていて、撮った写真のISO感度が800以上になっているケースが多い事が判りました。
そのP900としては劣化した状態の写真と V3 の写真を見比べていたので、ISO200以下に制限したV3 の方が画質が良く、更にE-P5にEF100-400mmⅡ型を積んだ方が良い写真が撮れそうだから処分してしまえとなった訳です。
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過去に撮った写真の画質を比べるとP900の特徴が判ってきました。
- 焦点距離 1,000mm までなら非常に画質が良い。ただしISO400まで。
- 焦点距離 1,500mm までで、かつ、ISO200以下なら画質がかなり良い。
- 焦点距離 2,000mm になるとISO160でも輪郭がかなり怪しくなる。
つまり、レンズに加えてセンサーとエンジンが優秀(P900専用エンジン)なので1,500mmまではV3のISO160、1,080mmよりも画質が上です。
AF-S 80-400mmの望遠端なので画質的には辛いことと、V3のセンサーがノイズを拾い易い(と言うかエンジンの処理能力が低いのか最適化されていない?)ために、ドットが画面全体に現れる写真になってしまいます。
去年P900で撮った写真を等倍で確認すると、天候が良い日しか撮りにいかなかったこともあり、ISO感度が100~160ぐらいで撮れている写真が多かったです。
そして2,000mmの望遠端で撮っているケースもそんなに多くなく、800mm~1,500mmで撮っている写真が多かったので、レンズの性能を考えると余裕のある範囲で撮ってました。
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ニコンのホームページにP900のMTF曲線が載っていないのでなんとも言えませんが、各距離別のMTF曲線がもしも公開されていたら望遠側は 1,500mmからストンと落ちていると思います。
望遠端でエクセレントの評価が付くレンズなど市販品では考えられないので、1,500mmを超えるとノイズが増えている様に見えるのはエンジンのチューニングがそうなっているんだと思います。
ノイズと言うよりは輪郭が怪しくなってくると言った方がいいですね。
シャープに見せようとしてエッジを効かせた結果、ノイズが出る感じです。
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この辺の癖が見えてくると対策は打ちやすいです。
昨日の晩まで知らなかったのですが、P900はモードダイヤルをオートにするとメニュー画面にISO感度設定やAEブラケット設定、連写設定が出ないんですね。
他の機材だとそのモードで使えない機能はグレーアウトして選べないだけなので、『そっか、モードを変えるのね』 と判るのですが、P900はメニューから消えて間隔が詰まるので機能として持って居ないように見えます。
それに騙されていました。
去年まではオートで綺麗に撮れていたので弄る必要もなかったので。ε-( ̄ヘ ̄)┌
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と言う事でこんな感じでセットしました。
- ISO感度設定はAUTO100-400に固定。
- AEブラケットと連写は排他設定なので、その時々で使い分け。
- 絞りは開放でも十分にシャープなので絞り優先で解放に設定。
- 焦点距離は欲張らず 1,500mmまでに抑える
日中の明るい時間帯しか撮らないので、これで満足できる画質の写真になります。
過去の写真のExifを見れば満足できること間違いなしです。
と言う事でやっぱりAF-S 80-400mmとFT1とNikon 1 V3は処分します。
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